今週の馬券動向分析

第61回 有馬記念の展望

2016年の締めくくり、有馬記念の季節となりました。
温暖な年の瀬で、実感がない方も多いと思いますが、グランプリ・有馬記念が今週末に迫っております。
古くは、シンザンやシンボリルドルフ。そして、テイエムオペラオー、ディープインパクトなど記録も記憶に残る名レースがまぶたに浮かんでくるとでしょう。
記憶に残ると言えば、2013、2014年は、引退を有馬の舞台に選んだ、オルフェーヴル、ジェンティルドンナの2頭の三冠馬が見事に有終の美を飾った。
さあ、2016年は、どんなドラマが待ってるのか?「一番屋★馬勝」は会員様に、大きな儲けと喜び、そして、多大なる感謝をお届けしたいと思います。さっそく、今年の出走馬の動向と過去の傾向を確認する。


◎有馬記念は順当か波乱のどちらか!?

過去10年の人気別成績を確認すると1番人気馬が「5.2.1.2」で連対率70%・複勝率80%と高い。
2013年オルフェーヴルら最多の5勝をあげ、連対率70%・複勝率80%と高く、続く2番人気馬は「2.0.2.6」、3番人気馬は「0.0.1.9」となっている。
しかし、 2、3着馬は下位人気まで幅広く分布しており、2007年以降では、2013年を除いて8番人気以下の伏兵が1頭は3着以内に激走。馬連の万馬券は2007年、2008年・2014年の3回。近2年は3連単で10万円以上の配当となっている。中途半端な馬券選別は絶対に避けるべき。


◎馬券は3、4歳馬が中心!?

次に年齢別成績を確認しよう。4歳馬「4.4.2.28」で勝率10.5%・連対率21.1%・複勝率26.3%はいずれも世代別トップ。
3歳馬は「3.3.2.27」連対率17.1%・複勝率22.9%で4歳馬に次いで高い。
ちなみに、出走数が最も多い5歳馬は「3.2.3.35」で連対率11.6%・複勝率18.6%。
さらに、6歳馬になると「0.0.1.18」だが、7歳以上は「0.1.2.13」と複勝率18.8%のデータが。

2016年有馬記念12月25日(日)の登録馬一覧「フルゲート16頭」の中、18頭が登録済み
ファン投票上位馬


キタサンブラック
サトノダイヤモンド
ゴールドアクター
マリアライト
サウンズオブアース
シュヴァルグラン
ミッキークイーン
アドマイヤデウス
アルバート
サトノノブレス

以下、賞金上位馬


デニムアンドルビー
ヤマカツエース
ヒットザターゲット
ムスカテール
マルターズアポジー
トーセンバジル

以下、除外対象馬


サムソンズプライド
トウシンモンステラ


◎各馬の総括

・アドマイヤデウス 牡5 57.0 岩田康誠
昨年2015年は、好枠からの競馬が出来たのが7着。過去、日経賞で優勝した実績があることからもコース適性は見込めるのが、種牡馬にG1実績が低いのもマイナス。

・アルバート 牡5 57.0 戸崎 圭太
この馬も中山の非根幹距離は悪くない舞台だと思いますが、
今年も2015年のローテーションと同じ、ステイヤーズSを勝ってから有馬記念に向かってきた。このローテーションはプラスは少ないと判断している。この舞台で余力はいか程に。

・キタサンブラック 牡4 57.0 武 豊
今年の中央競馬で多くの感動を届けた1頭。実績も能力も現古馬で上位に位置する。有馬記念の舞台も、勝った前走のJCより合うと思われる。ただし、枠順と余力の問題はあります。慎重に精査すべき。

・ゴールドアクター 牡5 57.0 吉田 隼人
昨年の勝ち馬。いかにも、この舞台がベストと判断してよさそう。
前走のJC負けからのリベンジは可能性ある。このトータルローテーションもいいだろう。あとは枠順だけ。

・サウンズオブアース 牡5 57.0 M.デムーロ
2015年、昨年の有馬金の2着馬。
前走に激走したのですが、種牡馬のネオユニヴァースだけに中山の方がいいだろう。
心配は前走の激走からの凡走。積極軸には幾分怖いかと。

・サトノダイヤモンド 牡3 55.0 C.ルメール
能力が開花して来年の古馬で一番注目される存在となった。ディープインパクト産駒と言えども、そこまで割り引かなくてもいいだろうが、唯一連を外しているのが中山であることも忘れてはならない。当日の枠順と馬場状態を必ず確認して取捨すべき馬。

・サトノノブレス 牡6 57.0 V.シュミノー
血筋(トニービン)は中山向きであるが、近走は下のレベルで相手なりの競馬していることから大きな評価は難しい。

・サムソンズプライド 牡6 57.0 横山 典弘
血統馬も、1600万条件で頭打ちの成績ではどうだか。

・シュヴァルグラン 牡4 57.0 福永 祐一
2016年は、秋競馬の11月に2戦しているので体調、疲労が少し不安。それでも、ハーツクライ産駒で中山の舞台変わりはプラスでしょう。

・デニムアンドルビー 牝6 55.0 M.バルザローナ
キングマンボ系の血統はいいのだが、2014年の絶好の状態でも9着。6歳牝馬が長期休養明け2戦目となるが積極的な買いは厳しい。

・トーセンバジル 牡4 57.0
ハービンジャー産駒で中山替わりはプラス。それでも、能力的にGⅠで足りない。

・トウシンモンステラ 牡6 57.0
キングカメハメハと血統は悪くないが、格でも厳しい。

・ヒットザターゲット 牡8 57.0 田辺 裕信
GⅠではやはり足りない。これまたキングカメハメハ産駒だが、好枠を引いても厳しいだろう。

・マリアライト 牝5 55.0 蛯名 正義
昨年大外枠を引いて4着。内容をみても、この舞台は合うと判断する。しかし、近走の凡走を見ると衰えを感じる。牝馬だけに、急激な変化もあるのだが、当日の馬場が重さ、最終追い切りなどを確認すべき。

・マルターズアポジー 牡4 57.0 武士沢 友治
3連勝中と勢いがあるが、さすがにこの舞台では。

・ミッキークイーン 牝4 55.0 浜中 俊
今回、叩き2戦目で初の中山芝2500mとプラスとマイナスが混在する今回。勝っている距離もバラバラだけに注目しなければならない牝馬。

・ムスカテール 牡8 57.0 中谷 雄太
8歳馬で近走の成績を見てもさすがに厳しい。

・ヤマカツエース 牡4 57.0 池添 謙一
格的にGⅠでは足りないが、前走差しに回って好走。それでも、このレース間隔では疲労はあるだろう。

2016年度の競馬も今週で終了致します。少し早いのですが、今年一年、一番屋★馬勝の会員様、ならびにご注目頂いた方、誠にありがとうございました。
正直、100%ご納得いただける結果ばかりではなかったと思います。
それでも毎週寄せられる、皆さまからの叱咤激励が我々のダイナモとなっているのは事実です。
我々は的中馬券を会員様にお届するのが仕事。これは絶対に譲れませんが、的中の感動も、併せて共感したいと言う気持ちが非常に大きいです。
今年のグランプリファイナルはどんなドラマが待っているのか?
この胸の鼓動は、中山のファンファーレが鳴り響くまで続く事でしょう。普通では想像がつかない事が起こるのがファイナルグランプリ。
今年の有馬記念も皆様の熱くする結果が待っている事でしょう。
一番屋★馬勝では、は今年、最後の大仕事をさせて頂きます。
今週の情報について詳細をお聞きになりたい場合は、会員様は担当のスタッフまでお問い合わせください。
また、皆様、最後までどうぞ、ご期待ください。

一番屋★馬勝 泉 恭一

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