今週の馬券動向分析
第35回 新潟2歳Sの展望
2歳の世代初のマイル重賞「新潟2歳S」。夏の新潟開催の短縮もあり、新潟以外でデビューした2歳馬の参戦も少なからず見られる。
は直線の長い外回りコースの新潟マイルでスローになりやすいレース。直線で長くいい脚を使った馬が上位争いをするだろう。過去、早熟馬やマイラーばかりではなく、翌年の大レースをにらむ素質馬の参戦も増えている。
一昨年はハープスターが桜花賞を制し、同年2着のイスラボニータは皐月賞優勝。
昨年の優勝馬・ミュゼスルタンがNHKマイルCで3着など注目のレース。
今年は新馬で強烈な末脚を繰り出したロードクエストが人気の中心となるでしょう。
続く、連勝中のペルソナリテなど妙味はタップリ。さっそく、注目のデータ解析といきます。
◎新潟2歳S、勝ち馬と人気馬の組み合わせ
新潟2歳Sの過去10年間の傾向は、1~4番人気馬から9頭から勝ち馬が出ている。
特に1番人気が「4.2.1.3」で連対率60.0%と人気サイドの馬がダンゼン強い。伏兵馬の台頭には常に警戒すべき。
◎人気の中心馬は?
1番人気はロードクエストだろう。
6月の新馬(6番人気、東京マイル戦)で圧勝している。内容も、極度のスローペースで、同馬は出遅れ、行き脚がつかずに道中は後方。そのまま直線で大外に持ち出して、ラスト2F過ぎから追い出して強烈な加速で突き抜けた。
なんと、ゴール手前で流す余裕も見せての圧勝で、上り3Fは最速の33.2。見た目にも時計的にも派手な勝ち方です。新馬戦でスピードの質と持続力の違いを見せつけただけに、新潟のマイルは合っているだろう。
弱点は、スタートだけでしょう。
過ぎ去る前の夏競馬で大暴れしてやると、某情報ルートが動いております。
土日いづれかに勝負度合いレースがあります。
ぜひ、ご期待ください。