今週の馬券動向分析
第75回 皐月賞の展望
【皐月賞(2015)出走枠順確定最新出走予定馬】
1枠01番ブライトエンブレム 田辺
2枠02番ドゥラメンテ Mデムーロ
2枠03番スピリッツミノル 酒井
3枠04番ワンダーアツレッタ 柴田大
3枠05番リアルスティール 福永
4枠06番タガノエスプレッソ 菱田
4枠07番キタサンブラック 浜中
5枠08番サトノクラウン Cルメール
5枠09番ミュゼエイリアン 柴山
6枠10番ベルーフ 戸崎
6枠11番ダノンリバティ 岩田
7枠12番ベルラップ 三浦
7枠13番コメート 嘉藤
8枠14番クラリティスカイ 横山典
8枠15番ダノンプラチナ 蛯名
牡馬クラシックの第一弾・皐月賞。今年はトライアルから実績馬同士の争いが数多く見られ、そこで選抜されてきた実力馬がここに駒を揃えてきた。過去10年の優勝馬にはディープインパクト、オルフェーヴルという2頭の三冠馬を筆頭に、G1で2勝以上を挙げた馬が6頭。さっそく、過去の傾向と傾向、そして、今年の3強と見られる馬の診断を!
◎馬券の中心は差しの脚質
人気を問わない全体の成績では差し馬が優勢。
阪神代替の11年を除く過去9回の脚質分析では、差し馬が7勝している。差し馬以外の優勝馬は、ハナを切ったヴィクトリー、キャプテントゥーレ。今年も終い脚を繰り出す馬に注目。
◎トライアルか共同通信杯
好走馬の前走のデータ順に並べると、皐月賞トライアル「弥生賞、スプリングS、若葉S」か、共同通信杯、京成杯。その中でも、連対率や複勝率が高いのは、共同通信杯、若葉S組。
今年も、共同通信杯、若葉S組には注意したい。
◎今年の3強
・サトノクラウン
弥生賞を早めに動いて快勝。小回りで持続力を求められる中山2000mはピッタリ。最も皐月賞馬に近い位置にいるだろうが、不安は高速馬場になった場合。馬場の回復で速い馬の適性馬場になれば、脚元をすくわれるかも。
・リアルスティール
前走のスローの流れを追い込んだ脚は負けて強しの内容。皐月賞でよくある加速の少ない平坦ラップになった時に対応できるかは不安。父が勝った時のように中盤が緩んだラップになればチャンス。
・ドゥラメンテ
とにかくスピード自慢。
これまでの競馬も、直線でスピードに乗って突き放す強い内容だった。しかし、全て東京1800mで中山コースの経験のないのは不安。セントポーリア賞では逃げ馬が大逃げしたとはいえ、縦長ハイペースのレースを経験している点はプラスだ。また、久々のローテや不確定要素も多い。