今週の馬券動向分析

第32回 ローズSの展望

秋華賞トライアルのローズSは、3着以内の入着で優先出走権となる。
春のクラシックを賑わした馬も、ここを秋の始動に使うケースが多く、秋華賞優勝馬、好走馬も多数輩出している。
レースだ。過去10年の優勝馬では、05年エアメサイア、07年ダイワスカーレット、12年ジェンティルドンナの3頭が秋華賞を制覇。ほかに10年4着のアパパネ、昨年4着のメイショウマンボなど2着以下からも5頭が優勝し、この10年の秋華賞馬のうち、8頭をローズS出走馬が占めている。今年、最後の一冠へ前進するのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。
ちなみに、1番人気はの連対率が70.0%。
さらには、芝1800mで行われた過去7年、連対馬14頭のうち、4コーナーを6番手以下で通過した馬が6割以上。
そして、前走オークス組は過去10年で「8.5.3.33」とぼちぼちの内容。
オークス組の好走馬は、16頭中12頭がオークス5着以内。
さて、今年のエントリー馬はどうだろうか?有力馬数頭をチェックしてみよう。

◎レッドリヴェール
3歳馬の頂点を目指して果敢に挑んだ
前走の日本ダービーは12着と惨敗したが、敗因が-8キロと410キロまで減った馬体減と判断している。
決して、能力で負けたと思えないのだ。
それでも、疲れが残りやすいタイプで、ココを使った後の状況は絶対に凝視していかなければならい。
今回に限ったことを言えば、当日輸送で挑める阪神開催。阪神はもともと、好相性を誇っている。
フレッシュな状態で臨める休み明けのほうが走るタイプでローズSの中心になるだろう。

◎ヌーヴォレコルト
凱旋門に向かうハープスターと1勝2敗の対戦成績。
互角以上の能力と言い切るまでの成績にはまだ至っていない印象だが、前走のオークスではついにクビ差で逆転に成功した。3歳春のGIで好勝負を繰り広げた馬だけに、血統からも今後、最注目すべく馬。ポテンシャルは、相当に高いだろう。

◎サングレアル
前走のオークスでの馬体重は400キロ。どうやら、トライアルのフローラSを勝ち、中3週で再度の東京競馬場への長距離輸送が応えたようだ。
ひと夏を越して馬体に太め感こそないものの、ひと回り大きくなった印象を受けるこの中間の気配。
脚をためた時の爆発力は、偉大な半姉ブエナビスタに匹敵する。

◎ブランネージュ
前走のオークスは5着。中団追走から末脚を伸ばして直線半ばまでは見せ場十分だったが、完璧な内容の競馬をしての結果。
距離が長かったことに加え、春の時点では大きな所勝てる器ではなかったと言うこと。
それでも、3走前の君子蘭賞と同じ舞台で秋の始動戦なら、このレースに限り勝負になる。
好メンバーが揃ったが、いい競馬が出来なければ、この先は厳しいだろう。

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