今週の馬券動向分析
第152回 天皇賞・秋の展望
秋の古馬頂上戦、天皇賞、秋。今年は、宝塚記念を制したラブリーデイ筆頭に、さまざまなタイプがエントリー。昨年はスピルバーグ、一昨年はジャスタウェイが圧倒的な末脚を発揮して優勝。今年は、現役最強級馬、ゴールドシップ、ドゥラメンテが不在だが、その他は中距離路線のベストメンバーが顔を揃えた。
G1馬は、ラブリーデイ、イスラボニータ、ショウナンパンドラ、スピルバーグ、ワンアンドオンリー。上がり馬としては、エイシンヒカリ、ヴァンセンヌ、ディサイファ。
3歳勢からは、サトノクラン、アンビシャスがエントリー。さっそく、2015年 天皇賞、秋の傾向と展望を確認しています。
●2015年 天皇賞 秋出走予定馬●
アドマイヤデウス
アンビシャス
イスラボニータ
ヴァンセンヌ
エイシンヒカリ
カレンミロティック
クラレント
サトノクラウン
ショウナンパンドラ
ステファノス
スピルバーグ
ダコール
ダービーフィズ
ディサイファ
ペルーサ
ラストインパクト
ラブリーデイ
ワンアンドオンリー
◎人気馬好走の条件。
過去10年のデータを確認すると、1番人気馬の成績は「3.3.2.2」と、なんと複勝率は80%となる。さらに、1、2番人気馬のどちらも連対を外したのは、たった2回だけ。人気から馬券を探ると、ズバリこのデータが全てを示しているように、軸は堅い馬が基本。
その他の注目は、5番人気馬が4勝している点。
2012年エイシンフラッシュ、2013年ジャスタウェイ、2014年スピルバーグと近年は3連勝中!!当然、注意してければならないデータだ。
◎牝馬の好走条件
まず、性齢別で4歳牝馬「2.2.1.2」で連対率が57.1%と凄いデータがある。
5歳牝馬でも、複勝率が42.9%と安定していることから、牝馬には注目しなければならない。
◎有力各馬の状態
エイシンヒカリ
都大路S、エプソムC、毎日王冠と3連勝して、秋天を狙う。前走、毎日王冠は、持ち前のスピードで先手奪取して、有力馬イスラボニータを退ける強い競馬。脚質からも、内枠を引けたら、かなり信用性が高い1頭だろう。
元々、東京2000mは引き込まれたポケットのスタートの為、外枠からテンを奪うとなると距離ロスが生じる。仮に外枠に入るとマイペースな逃げは難しく、最後の直線半ばで失速する可能性は十分に考えられる。距離は、2000mまでは十分に通用しそう。
◎ラブリーデイ
鳴尾記念、宝塚記念、京都大賞典と、この馬も3連勝中。今年、重賞5勝していることから、実は、この馬が現役最強古馬である可能性が高い。
京都大賞典は、直線から抜け出してからの一瞬の切れ脚が凄まじかった。番手のサウンズオブアースを、軽く置き去りにしたことから、対戦していない3歳勢以外では、一つ抜きに出ているかもしれない。
しかし、不安材料もある。1つ目は、川田騎手から浜中騎手に乗り替わる点。
2つ目は、左回りの勝率が12.5%(右回り43.8%)と、右巧者であることは言うまでもないこと。この2点が勝負の分かれ目だろう
スピルバーグ
海外帰り、前走の毎日王冠で、まさかの10着。陣営は「久々な分、動かなかった」とコメントしている。しかし、良績が全て東京競馬。巻き返しは十分可能性があるだろう。その証に、前走も、上りは33.3秒と終いの脚は切れている。前の馬の決着だっただけに、展開が合わな過ぎたと評価出来る。前走の負けで人気が落ちるのであれば十分に一発を狙える馬。
イスラボニータ
2歳から世代トップを突き進んできたが、前走の毎日王冠で3着。一線級のレースをしてきた1頭で、昨年の秋天も3着と好走はしたものの、陣営は落胆の結果。今年は雪辱に燃えている。しかし、古馬になり、中山記念5着、前走の毎日王冠3着と勝ちきれていない。地力が高い1頭だが、この舞台で輝きを取り戻せるだろうか?
サトノクラウン
前走、日本ダービーは悔しい3着。あの内容を見ると距離は2000mくらいが適性だろう。デビューから5戦と使われていないことから、休み明けからでも動ける状態まで仕上げている。それでも、メンバーが揃ったこの舞台で初戦から勝ち負けになるかは未知。
最後に、今週の会員様にご連絡があります。
「いいか、今年最後のネタだぞ!まとめ買いやるから、タマ積んどけ!!」これは、誰も知る有名な調教師さんから酒の場で聞いた情報です。
「まとめ買い」と聞けば、当会員様には概ね、ご理解頂けると思います。
毎回の事ですが、大口投資による急激なオッズ変動も見られることでしょう。(笑)
どんなに汚い裏工作であっても儲かったもの勝ちがコノ業界!!
馬勝では、その裏情報に便乗して、皆様に確実な結果をお届けする予定です。
詳細は、メールにてご連絡させて頂きますので、ご不明点がありましたら、お問い合わせください。